00200410

「動画コンテンツに関する利用実態調査」。ネットエイジアによる。


動画コンテンツを見る頻度、時間は、1年前と比べ「増えた」人

43%


一方変わらないという人が50%もいるのが面白い。

増えた理由は、

無料で見ることができるコンテンツが増えたから 69.8%
面白いコンテンツが増えたから 42.8%
インターネットの通信環境が良くなったから 33.5%


このデータを見るとやはりコンテンツ力か?とも取れるが実際は「無料だからたいしたものじゃなくても気軽にみれるようになった」ってところではないのだろうか。
お金払うからにはそれなりのコンテンツじゃないといけない、と。逆に。

で、動画コンテンツを見ることが増えた人にとって、「テレビを見る頻度や時間」がどうなったかというと、

大幅に減った 15.3%
少し減った 29.8%


合計45.1%がテレビを見なくなったという。
ただし、これらのデータを見るときに早まっちゃいけない。確かにデータ的には、動画視聴増えた人はテレビの視聴時間が減った、と見て取れるが、
動画視聴とテレビ視聴には相関関係があるように見えても因果関係があるかどうかはわからない。
実際、この調査のデータでは出ていないが、動画視聴が変わらない人、減った人に対して調査したときに、同じようにテレビの視聴時間が減った、という結果が出たら、
「動画視聴の結果テレビ視聴が減った」という仮説が成立しなくなってしまうので。

無料の動画コンテンツ、見るのはどこ?

投稿型動画サイト(YouTube、ニコニコ動画など) 56.4%
ポータル(Yahoo!、gooなど)が運営している動画サイト 55.2%


となっている。

先の調査と比べて、ポータルが運営している動画サイトの数字が高いのは、この調査自体がFlashを用いた動画形式の特殊な調査をしているせいなのか?
パネルにバイアス??


無料の動画サイトにアクセスする手段

ブックマークしている動画サイトにアクセス 45.0%
通常の検索エンジン・サイトでキーワードを入力してアクセス 40.6%

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