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■ネット連動型テレビCMへの反応度調査(前半)
■ネット連動型テレビCMへの反応度調査(後半)

日経BP+マクロミルの調査。

「よく利用するサイト」:
Yahoo! JAPAN(81.1%)/Google(52.9%)/3位の「goo」(16.0%)

職業別では「学生、その他」や「技術系会社員」でGoogleを挙げる回答者の比率が全体平均よりも高く、「専業主婦」や「公務員、自営業、自由業」はYahoo!の比率が高くなっている。


「学生」が大学を卒業すると、Yahoo!に移行する...とは考えにくいので、Google利用者シェアは今後増えるのでは?

次にパソコンとテレビの「ながら視聴」

「ながら視聴」をしている:11.2%
「ながら視聴」をしていることの方が多い:45.2%


Webサイトへのアクセス方法について。
「CMで表示されたURLを入力してアクセスしたことがある」(26.3%)
「CMの内容やURLから判断して、企業名などを検索してアクセスしたことがある」(48.8%)

「***と検索」と表示するだけでなく、CMの中でいかに企業名をちゃんと伝えるか?が大事、と。

検索誘導CMの視聴経験
「見たことがある」(60.9%)

「テレビCMでURLを見たことがある」は67.0%

「見たことがある回答者」の中で、CMで提示されたキーワードで実際に検索したことがどの程度あるのか。
「何度もある」(14.7%)
「2~3回程度はある」(38.4%)
「1回だけある」(7.9%)
合計61.1%=実際に検索したことがある=全回答者の37.2%



検索をするタイミング
実際に検索まで行った人のうち「テレビCMを見た直後に検索することが多い」人は25.9%にとどまった。
「しばらくしてから検索することが多い」(60.3%)との回答が圧倒的に多い。

当然。その瞬間にPCいじれるほど視聴者も常にヒマではない。

検索誘導CMの「良いところ」
「テレビCMを見るだけの場合よりも、広告している製品などについて詳細に理解できる」(57.4%)


検索誘導CMの「良くないところ」
「テレビCMを見てWebサイトを検索するというプロセス自体が面倒だ」(38.8%)
「テレビCMだけで情報は完結してほしい」(34.0%)

そりゃそうです。Webに行かせるといことは、わざわざ消費者の時間を「奪う」わけで広告とはいえ、その辺の配慮は必要ということですね。

検索誘導CMがどのようなものであれば、視聴者は広告主のWebサイトにアクセスしたくなるのか。
「テレビCMで取り上げている企業・製品に興味が持てること」(61.2%)
「テレビCMそのものが面白いこと」(53.2%)
「テレビCMの内容が完結せず、続きをWebで調べたくなるような内容であること」(38.1%)


「テレビCMで表示された検索用の言葉が面白いこと」(7.1%)など、検索用の単語に関する選択肢を選んだ回答は総じて少なかった。まずは製品やCMの内容という本質的な要素でしっかり興味を引きつけることができなければ、検索誘導CMという手法もうまくは機能しないということだ。

それがCMの役割です。内容を伝えきれないことをWEBに押し付けなければ、検索誘導CMはうまくいくってことです。

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