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携帯電話におけるインターネットおよび検索エンジンの利用状況。

アウンコンサルティング、インデックス、ポイントオンによる調査。2008年4月15日発表。調査期間同3月28日~31日。
※「ポイントオン」ポイントサービスのモニター調査なので、多少バイアスありか?

■携帯電話で最も使う検索エンジン。

Yahoo!モバイル 35%
Googleモバイル 27%
gooモバイル 4%
モバ検索 2%
F★ROUTE 6%
キャリアのメニュー検索 27%


このうちキャリアのメニュー検索、と回答したユーザーから、
auユーザーをGoogleモバイルユーザー、SoftBankユーザーをYahoo!モバイルユーザーとして換算しなおすと、

Yahoo!モバイル 40%
Googleモバイル 35%
gooモバイル 4%
モバ検索 2%
F★ROUTE 6%
キャリアのメニュー検索 9%


DoCoMoユーザーは、そのままキャリアのメニュー検索として残されているので、もしこれがGoogleモバイルに参入されると、

Googleモバイル 44%


となり、Yahoo!モバイルユーザーを抜く結果となろう。

しかし、キャリア二社にGoogle検索が入っているにしては、Yahoo!モバイル強し、である。


■検索結果の満足度について。

圧倒的に

検索キーワードと検索結果が一致しない 22%


が断トツで不満にあげられている。

また、

検索ボックスに入力が面倒 13%
どんなキーワードで探せばいいかに迷う 13%


については、モバイルでは必ずしも「キーワードで検索」だけがユーザー向けのソリューションではないということをさしているのかもしれない。

そういった点からすると、Googleがはじめた「Google急上昇ワード」というサービスには要注目。

また、

信頼できるサイトが検索結果に見当たらない 10%


は、モバイルインターネット業界全体での深刻な問題だろう。これはキャリアによる公式サイト認定という閉鎖的な環境が続いた弊害といえよう。

■どんなキーワードで検索するのか?

調べたい単語や漢字など 26%


辞書的、Wikipedia的な使われ方が断トツ??
モバイルサービス事業者はこれに対応すべきかも。

企業名、商品名などの固有名詞 22%


これが次点。
なんと、3位以下は10%以上ガクンと落ちて、

知りたい情報の一般名称 12%
駅、地名、施設名 8%


などとなっている。

■検索以外だとどんな情報探索手段が?

検索以外の情報探索手段についてのアンケート項目も面白い。

ケータイメール 18%
ケータイ広告 17%
キャリアの公式メニュー 12%
クチコミ 7%
新聞・チラシ 7%
テレビ 6%
駅や電車内の広告 4%


なんと!
広告強し!

特に新聞・チラシがテレビや駅・電車の広告よりも高いというのは、よく言われるクロスメディアプラニングの定石とは違う結果。

あとケータイ上の広告のスコアが公式メニューよりも高いところの注目すれば、今後ケータイ・コンテンツと連動した広告についてはより、伸びる可能性があるかも。

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